2月6日(土)の朝の事です。
靭公園でテニスをしていた50代の男性が急に倒れ、心肺停止状態になりました。
一緒にテニスをしていた中村大之さんは、すぐさま心臓マッサージを開始。救急隊が到着後も、中村さんからバトンタッチした靭テニスセンター副所長の松田進さんが救急隊に引き継ぐまでの間、心臓マッサージを行いました。
男性は、心拍再開、自発呼吸も回復、その後無事社会復帰を果たされました。その回復に担当医師からも感心されるほどだったそうです。
バイスタンダー(心肺停止の現場に居合わせた人)の一刻も早い救命措置が、いかに人命救助に大切かをこの事実が物語っています。
我々消防職員も、救命の連鎖(早期の通報・心肺蘇生・AED・救急隊、医師への引き継ぎ)の重要性を再確認し、感心することしきりでした。
後日、中村氏、松田氏の迅速で勇気ある行動を称え、石井署長より感謝状を贈呈しました。
(大阪市消防局のHP記事より抜粋) |